作品記録/[三月劇場]
(スチル)
[いつか見た朝]
http://www.infonet.co.jp/apt/March/Ido/Sunrise/general.html
映像作品
制作年 78 上映時間 10分 形式 フィルム(8mm) オリジナルへのアクセス isihara@tokiwa.ac.jp
ドラマ
監督 井戸良弘
出演
征 鉄本久邦 妙子 寒竹洋子
([竹蜻蛉(たけとんぼ)])
ドライバー 西山清 やまのぼる
中村恵美
オリジナルへのアクセス
isihara@tokiwa.ac.jp
内容
征(鉄本久邦)は、妙子(寒竹洋子)と別れなければならなくなったやるせなさを紛らわせるために、ただ東に向かって歩き続ける。
闇の中を歩くうちに、征は長距離トラックのドライバー(西山清)や盲目の少女(中村恵美)と遭遇する。
やがて征は海にたどりつき、光に包まれてまどろむ。
解説
シングル8特有の暗闇の中に浮かびあがる淡いブルーを井戸は夜明けのブルー(dawning blue)とよんでいた(これはQMFの作品[ピクニック]のために井戸が書いて僕が改稿した脚本のもとの題名でもある)。そのこだわりが印象に残っている
暗闇の中の不明確な物たちの輪郭をそのままただ提示するように撮ることで、それが曖昧であることがそのままスクリーンの上に再現されている。"夜"を撮ること - それは"映画"というつかみどころのないものへのストレートなアプローチであることには違いない。そしてすべての映画撮りに共通する気持ちなのかもしれない
これは、日没から未明にかけての空の色、地上の闇、そして、孤独であってもなくても、誰でも幸福になれるという確信を示すための作品です。
前年の[みどりのなかを]とは対になっています。
今になって考えてみると、この時期は、前途をさえぎる不安に立ち向かう勇気がほしくて、作品の中で不安へのリハーサルを何度も繰り返していたようです。
スチル
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引用している著作物
[I Talk to the Wind]
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キングクリムゾン
ロケーション
国道125号線沿線(筑波〜犬吠崎)
筑波大学
筑波線沿線
国道50号線沿線(水戸)
宇品(広島)
シナリオ
(未使用稿)
>車内<
これまでの発表に関する履歴
82-03-24 シアター-ザ-ビーム アクアク
(筑波)
84-08-
05〜06オプティカルセッション
井戸良弘映像個展
オーシマ画塾(仙台) 85-03-10 井戸良弘全集(上映会) クエスト
(広島)
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