科目解説書

(01年度履修生作品)
[映像発展演習C VR]
http://www.infonet.co.jp/apt/March/syllabus/VR/index.html
実習・1駒×15週 (春セメ)
教員:石原亘
学習の目標
ウィンドーの中に屋内/外の景観を再現して、見回したり、歩き回ったり、ものを取り上げていじり回して見たりすることができるようにしてあるものを
ウォークスル(<walkthru=歩き抜け)といいます。映像発展演習Cでは、ウォークスルによる表現について学習します。
ウォークスルを開発したり再生したりするための製品が"VRツール"という呼び名のもとに作られています。でも、本来の意味でのVR(<virtual reality=仮想現実感)が目指しているのは、もっと現実感の高い情報システムで、ウォークスルはその要素の一つとしては重要だけれど、それだけではVRが目指している目標にはほど遠いものです。でも、"VR"の方が"ウォークスル"よりも言いやすいし、いつかは本物のVRが作れるようになれるかもしれないと思って、この科目は、"VR"を名乗っておくことにします。
映像基礎演習や映像発展演習のほかの科目で扱ってきたいろいろな映像と違って、ウォークスルでは、見ている人からのはたらきかけを受け入れるという考え方や、空間の考え方が重要になります。
ウォークスルを作り出す手法には、実際の光景をスチル/ムービカメラを使って撮影して作る
再現的ウォークスルと、実際には存在しない光景を手描きや
コンピュータレンダリングで描いたものから作る
創成的ウォークスルとがあります。この単元では、スチルカメラで撮影した写真や録音を素材にして簡単な再現的ウォークスルを作ります。
学習する内容
映像発展演習Cでは、映像の中でも特に対話型ウォークスル(いわゆる
VR)とよばれる表現について学習します。
どんな機能が実現できるのか、それがどんなふうに楽しかったり役立ったりするのか、そしてそれを実際にはどうやって創造していくのか知ってほしいと思います。
学習の進行
大学で学習する科目には、講義と演習/実習とがあります。学習の進め方によってそれまで知らなかった新しい知識に触れる機会(=先生の話しや本)をもつことで学習を進めるのが
講義、
訓練によっていろいろな能力を高めていくのが
演習/
実習です。
この科目は演習として組み立てられています。したがって、学習は
訓練を通じて進められていきます。
この科目では、それぞれが分担して、市内のいろんな場所のウォークスルを制作していきます。それぞれが単独で完結していて、しかも全員の作品を合せると一つの大きい作品になるように作り上げていきます。この作業を通じて、ウォークスル表現に対する理解を深め、その設計と制作に必要な能力を身につけていきます。
セメスタは
三つの
単元に分れています。ウォークスルはいろいろな要素から構成されているので、それらの要素を単元ごとに一つずつ学習していきます(▽図)。
・あたりを見回す体験を再現する機能
・歩いて行く体験を再現する機能
・音を聞く体験を再現する機能
単元が進むにつれて、作品にはこれらの機能が一つずつつけ加えられていきますしたがって、どの単元が完了した段階でも、それなりに完成した一つの作品が作り上げられていることになります。
それぞれの単元は(目安として)5週ずつ(そのうち1週は講評)かけて学習します。
学習についての要請
みなさんが感じていることや知っていることを表現できるような映像が作れるようになるためには、
技術はもちろん、
文化や
制度として積み上げられてきている映像メディアのしくみを理解することがどうしても必要です。ですから、この科目での学習の進め方は、小学校の科目で言うと、ちょうど図画工作と家庭科と社会科と体育をいっしょにしたような感じになるかもしれません。
それぞれの単元が始まる前には、
シラバスや、その中で紹介している資料を見て、そこに書かれていることを確実に理解しておきなさい。
シラバスの記事の一部(特に実際に行なわれている作業の手順)については、
スクーリングで実物を使って説明したり実験したりします。
実際にやってみなければなかなか理解できないこともあります。
シラバスだけではよく分からないことがらの学習には、
スクーリングを活用してください。
大学での学習では、みなさんは先生の話しを聞くだけではなく、ほかの人の学習の助けになることを自分も話したり見せたりすることが要求されます。
スクーリングや、オフィスアワーや、
掲示板や、
ブログでの議論にはどんどん参加して、先生やほかの学生と、分かったことや分からないことを伝え合うようにしなさい。
この科目では、
スクーリングでの作業のほかに、
スクーリングと同じ程度の時間をかけて自習することが必要です。いくつかの課題については、
スクーリングのほかに情報センターや学外での取材も必要になります。
作品などのみなさんの学習の成果は、ほかの学生の学習の参考にしたり、学内外の人たちに科目の紹介をしたりするために使うことがあります。また、みなさんの学習の経過の記録(の一部)も、ほかの学生の学習の参考にするために公開していきます。公開にあたっては
筆名によって作者を明らかにします。
情報の公開にあたっては、(特別な場合を除いては)いちいちみなさんの了解を求め
ませんが、たがいに助け合って学習していくためですから、ぜひ協力してください。
ほかの科目との関係
コミュニケーション学科で準備されている映像に関係のある学科には、次のようなものがあります。
コミュニケーション基礎演習1+2
├コンピュータコミュニケーション演習B
├マルチメディア演習
└
映像基礎演習
├
映像発展演習A (アニメーション)
├
映像発展演習B (ドラマ)
└
映像発展演習C (VR)
左に寄っている科目では
基礎的なことを学習します。右に寄っている科目では、左の科目での学習に積み重ねるようにして、さらに
発展的なことについて学習します。左の方の科目の学習を終わらせておかないと、右の方の科目の学習を始めることはできません(規則で決まっているわけじゃないけどかなり無理でしょう)。
したがって、映像発展演習C
VRは、
映像基礎演習と同じ学年かそのあとで学習するようにしてください。
学習のための手段
スクーリング
大学での学習は、実はすべてがそうなのですが、時間を決めて教室に集まってすることは、学習のほんの一部でしかありません。自習の時間に各自が自分でやるのが学習の本体です。このことをはっきりさせるため、この科目では、いわゆる授業のことを"
スクーリング"(schooling。もともとは通信教育での言い方)と呼ぶことにします。
それぞれの単元の中では、前のスクーリングでの作業の結果を素材にして次のスクーリングでの作業に進んでいきます。ですから、途中のスクーリングに参加しなかったりして作業が完成していないと、次のスクーリングから再開することはできなくなってしまいます。もし、何かの事情があって1回だけスクーリングを休んで、次からまた参加するようなことになった場合は、必ず
その週のうちに
自習して追いついておきなさい。それぞれの回で完成させておかなければならない作業の内容は、その単元のシラバスの
演習の手順や
科目のブログに書いてあります。
単元の評価は、それぞれの単元の最後のスクーリングでの講評会で行ないます。講評会は
日程表に書かれている日程にしたがって開きます。
作品が完成していなくても講評会には必ず参加しなさい。たとえ途中だったとしても、どこまで作業が進んでいるか見せてもらえば相談したりほかの学生の成果を見てヒントにすることもできます。遅れ具合によっては、日にちを空けて特別に再講評することもあり得ます。
好きで始めた学習でも、自分だけで学習していたら、なかなか始める気になれなかったり、疲れてしまって放り出したくなったりすることがあるでしょう。スクーリングは、そんな時に
学習への元気を取り戻すための場です。だから、やる気がある時はもちろん、学習をやめてしまいたくなった時にこそ、スクーリングが必要です。先生の説明を聞いたり、実物を見たり、ほかの学生の学習の進め方を確かめたりするための機会として、スクーリングを役立ててください。
特にこの科目では、いろいろな機材を使って実際に制作を行ないます。こうした機材の中にはみなさんが自分で手に入れるのが難しいものもあります。ですから、スクーリングは作業ができる貴重な
機会でもあります。
初回
|
●その週の学習の目標と進め方の注意を聞く
○資料や実際に作られた作品の例を見る
○課題の実行に必要な教具(コンピュータなど)の操作について解説を聞き、それを実験して確かめる
●そのほかいくつかの話題について解説を聞き、それを実験して確かめる
|
中回(×2回) + 終回
|
●制作
○作業の進め方で迷ったり分からなかったりすることがあれば、先生や周りの席の学生に相談する
|
講評
|
○完成した作品を見ながら、先生や周りの席の学生と意見を交換する
●次の単元の学習書やマニュアルフォームなどの教材を受け取る
|
学習のステップのうちのいくつかは、
シラバスなどを見ながら自習すれば補うことができます。上の表で、○はスクーリングでないと学習できないこと、●は、スクーリングに出なくても困らないけれど、出ていればずっと楽に学習できることを示しています。
スクーリングに参加する場合は、
ルールを守り、ほかの学生の学習の妨げにならないようにしなさい。
欠席
スクーリングに出席できなかった場合は、必ず、次の日に科目の
ブログを見て、次の
スクーリングまでにやっておかなければならないことがないか確かめておきなさい。
先生から受け取っておくものがあったら、なるべく早く受け取っておきなさい。
学習のための手段
レスポンスシート
スクーリングに参加した時は、必ず
レスポンスシートを提出しなさい。
少しでも分からないことや困ったことがあったら、レスポンスシートの質問欄や相談欄に書いておきなさい。なるべく全部の質問に対して、次の
スクーリングか
プログを通じて答えるようにします。
レスポンスシートの用紙は会場の入口に置いておくので、会場に入る時に自分で受け取りなさい。そして、
スクーリングが終わって会場から出る時に、教卓に提出していきなさい。
提出されたレスポンスシートは
スクーリングに参加した証拠にもなります。自分としてはしっかり学習したつもりだったのにテストやレポートでいい成果が示せなかった場合には役立つかもしれません。
学習のための手段
実習室自習
スクーリングでも作業は行なえるがそれだけでは時間が足りないので、ほかに実習室で自習する時間を少なくとも1限/週だけ決めておきなさい。ここはこの科目の自習をする時間ということにして、ほかの科目は入れてはいけません。
近々の(2回目ぐらい)スクーリングで実習室の時間割りを伝えます。その時にほかの科目のスクーリングとぶつかっていないことを確かめておきなさい。
学習のための手段
シラバス
科目で学習する内容と学習の手順をまとめた資料のことをシラバス(syllabus)といいます。たとえば、みなさんが今、見ているこの資料もシラバスの一部です。
この科目のシラバスは、
ウェブになっているので、インタネットにつながっているコンピュータさえあれば、
Safariや
InternetExplorerなどの
ウェブブラウザを使って世界のどこにいても見ることができます。
したがって、この科目を学習するためには、インタネットにつながっているコンピュータと、その上で働くウェブブラウザを使うことができるようになっていなくてはなりません。
もしコンピュータが自由に使えないなどの理由でシラバスが見られない場合には、なるべく早く先生に相談しておきなさい。
シラバスには、学習しなければならない資料の
本体やそれをウィンドーに呼び出すボタンが含まれています。資料の中には、
図や
写真、
ビデオ、
サウンドなども含まれています。
資料の一部については、つごうがあってインタネットには省略したものしか置いてないこともあります。また、ほかの人が提供している資料については、その人のつごうでいつの間にかなくなってしまっていることもあります。これらの理由から、場合によっては記事の一部が正しく表示されなかったり、ボタンを打っても新しいページが呼び出されないことがあります。
このようなトラブルについてはあまりナーバスにならなくてもかまいませんが、学習のためには見られなくなっている資料をどうしても見ておきたいという場合には、資料の題名や見出しを記録しておいて、スクーリングの時などに先生に相談しなさい。そうすればたぶん、印刷してある複写を貸したり、先生のコンピュータで見せてあげたりできるでしょう。
科目の学習が始まってからも、シラバスの記事は、いつも追加されたり変更されたりしています。また、科目の進行に関する連絡もシラバスを通じて行ないます。だから、
週に一度は必ず、シラバスの
起点ページ(つまりこのページ)と科目の
プログだけは見ておくようにしなさい。
学習のための手段
教員へのアクセス
この科目では、研究室に会いに行ったり、電子メールや電話などの手段を使って、学習の進め方などについて教員に相談することができます。
これらのほかに、この科目では専用の(基礎演習と共用だけどね)
ブログ(コメントとして記入もできます)や
電子掲示板を使うことができます(▽図)。相談やほかの学生への連絡の手段として活用しなさい。
日程
(日程表を兼ねる)
日程は実際の進行によって前後することがあります。
ウェブの情報が最も新しいものなので、分からなくなったら
ウェブの記事で確かめるようにしなさい。
学習を始めるための条件
この科目を履修する前には、
映像基礎演習を必ず履修しておいてください(同じ年度でもかまいません)。
この科目では、シラバスを読んだり先生に質問したりするのにインタネットをよく使います。インタネットにはいろいろな使い方がありますが、そのうち少なくとも
ウェブブラウザを使って
ウェブを見ることと、
ブログを読んだりコメントやトラックバックを書いたりすることぐらいはできるようになっておく必要があります。また、
電子メールも使えるようになっていれば、得をすることがいろいろあるでしょう。
ウェブや電子メールについては[コンピュータ情報処理]などの基礎科目で学習します。ただし、学習を始める時点ではインタネットは使えなくてもかまいません。
定員
60名。
教具の台数が限られているので、場合によっては、1台の機材を1〜2名の相席で使わせることがあります。この場合、
最初の課題が終わったところで、なるべくひとりが1台ずつの機材を落ちついて使えるように、機材を割り当て直します。この時期に出席していないと、実験や制作を
スクーリング以外の時間にやらなければならなくなるので気をつけなさい(出席できなくなるわけではないけど)。
成果の取扱い
学習の結果として単元ごとにいくつかの作品が作り出されていきます。これらの作品は、作者であるみなさんの大切な
財産ですから、教室のコンピュータから取り出して自由に持ち帰ってかまいません(そのための操作は最後の
スクーリングでも説明します)。これらの作品は、みなさんが
就職や
進学に応募する時にも、自分の能力を証明するのに役立つので、絶対に捨てたりしてはいけません。
なお、素材としてほかの人の作品が含まれている場合は、必ずそのことを説明してから見せるようにしなさい。
学習を通じて得られる技能
この科目をきちんと学習すると、下のような機材はかなり自由に使えるようになるはずです(でもそれだけが学習の目標じゃないからね)。
QuickTimePlayer (再生ソフトウェア)
Photoshop (写真ソフトウェア)
AuthoringStudio (VR制作ソフトウェア)
|
スキャナ
|
Macintoshコンピュータ
(MacOSX)
|
成績の評価
科目の学習を完成したかどうかの評価(つまり成績)は、それぞれの単元に対して、学習をどこまで深めることができたか調べ、それらを総合して決めます。
それぞれの単元が完成できたかどうかは、映像の可能性(その単元で新しく紹介された)の理解、作業の緻密さ、独創性の三つによって評価します。これらが、成果(=作品)の内容や表現から読み取れなければ評価はできません。しっかり作業してください。
特別な期末試験は行ないません。
決められた課題に参加しなかったのをレポートやテストなどで読み替えることはしません。時間をかけて課題を体験することはほかの経験では置き換えられないからです。
それぞれの単元での評価は自分で推定して記録しておきなさい。途中で自分の成績を知りたくなっても教えられない場合があります。
この科目は演習なので、不合格になっても再試験を申請することができません。日頃の学習をきちんと積み重ねて合格できるように努力しなさい。
学習のための手段
学習書+教科書
道具+材料
それぞれの単元の
課題を学習するには、スチルカメラ、>ビデオカメラ、コンピュータなどの機材が制作の道具として必要になります。
スチルカメラ(=写真を撮るカメラ)は自分で調達してもらいます。電子式のもの(携帯のカメラ機能はだめ)があると作業が楽になりますが、持っていなければ[写ルンです](×1個)でもかまいません。
ビデオカメラと
コンピュータは、学校の実習室(
QS201)の設備を使ってもらいます。自分で揃える必要はありません(持っていてもほかに特別な機能が必要になります)。
ただし、いくつかの消耗しやすい道具/材料だけは、自分で調達してもらいます。全部で1000円ぐらいかかります。詳しいことはそれぞれの単元が始まる時に説明します。
実習室は、
スクーリング以外の時間にも使うことができます。また、課題の学習だけでなく、自主的な
訓練のために使うこともできます。ただし、ほかの学生が課題のために使おうとしている場合は、そっちを優先させなさい。
実習室は、
スクーリングの時間は手続きなしで自由に使うことができます。
スクーリング以外の時間は、もしほかの科目の
スクーリングで使われていなければ、自由に使うことができます。
カメラは、
スクーリングの時に使う以外に、先生の指示によって、週末に借り出して自宅やロケ先で使うこともあります。
実習室やカメラはほかの科目でも使うので、
スクーリング以外の時間については、ほかの学生が先に借り出していたり、窓口が休んでいたりして借りられないことがあります。また、予約が必要になっている場合もあります。設備を自習で使いたい場合には、なるべくあらかじめ先生に相談しておいた方がいいでしょう。
学校の機材が使えなかったことが原因で
講評などの節目に
間に合わなかった場合は、
本人に責任があるものとして扱います。
このほか、QS棟のほかの実習室や学生ホールも、用途によっては利用できます。
この科目で使う機材は、商品として売られている
ソフトウェア(ビデオやオーディオの作品も含まれる)を
複製するのにも使うことができます。しかし、このような行為は(上記の機材は使っていなかったとしても)
絶対に禁止します。
ソフトウェアやビデオ/オーディオ作品の著作者は、自分の著作物を使ったり楽しんだりする人から、
敬意と次の創作への
支援を受ける権利がある(資料
[著作者への敬意と支援について])からです。
もしもそのような行為が明らかになった場合は、著作者にそのことを
知らせます。さらに、大学の規定や法律に基づいて罰を受けたり、損害を償わされたりすることになる場合もあります。
ノート
この科目では考えるための道具としてノートを活用してもらいます。実習が中心の科目だからといって手ぶらで
スクーリングに来たって学習が深まらないし、いろんな実験をするのにも困るでしょう。
この科目ではノートを次のような目的で使います。
・実験や制作の場としていろいろなものを書いたり見たりする
・実験や制作に必要な手順をちょっと書いておく(作業が終わったら捨ててもいい)
・制作のための構想を練ってくる
・途中の細かい講義の内容を書いておく
このような目的に合わせて、自分がいちばん使いやすいと思うノートのシステムを工夫して活用してください。
マニュアル
この科目では、いろいろな教具を実験や制作に使います。でも、これらの教具の操作をむきになって覚えるのは科目の目的ではないし、そもそも何年かすれば事情が変わってしまうのでむだなことです。それよりも、先生から説明を聞いたことをまとめて、自分の専用のマニュアル(=操作説明書)を作っておいた方が得です。
マニュアルが簡単に作れるように、新しい操作について説明する前には、マニュアル用紙を配ります。この紙には、マニュアルを作るための見出しだけが印刷されています。そのあとに自分のことばで操作の説明を書きなさい。
こうして作ったマニュアルは、科目を離れて自分だけの作業をする時にもきっと役立つはずです。
筆名
一般の社会では、意見や作品を発表する時に、責任を明らかにするために
発表した人の氏名も公開するのが原則です。でも、自分の
プライバシを守ることも大切です。そのため、多くの人たちは、こうした活動のために、本名とは別に
筆名(ペンネーム、芸名、ハンドルネームなど)を使っています。
この科目でも、
スクーリングや
ブログでの話し合い、作品などの公開、
レスポンスシートの提出などで、みなさんの本名の代わりに筆名を使います。
・本名をそのまま筆名に使ってもかまいません。
・ほかの科目でも筆名を使っている場合は、同じものを使った方がいいでしょう。
・機材の借り出しなどを申請する場合だけは本名を使ってください。
筆名は、意見や作品を発表したあと、イベントのプログラム/カタログや
ウェブの記事、作品の本体などに記録されて残ります。みなさんが自分でイベントや団体を立ち上げる場合や、就職/進学の時には、そうした記録を見せることによって、みなさんは自分を評価してもらうことが可能になります。
このように、みなさんのこれからの活動で、筆名は大切なはたらきをすることになりますから、慎重に決めてください。笑いがとれるだけの筆名とか、難しい筆名を使うのはよした方がいいでしょう。
筆名は、
最初の次の回の
スクーリングで登録しますから、それまでに決めておいてください。
プライバシ+知的所有権
この科目では、みなさんに、社会とのつながりを実感しながら学習を進めてほしいと考えています。ですから、みなさんが制作した作品(や企画/報告など)は、掲示や
ウェブを通じて公表する場合があることを、心得ておいてください。
みなさんの作品を公開する時には、(科目が完了したあとだったりして)みなさんにそのことを連絡することはできないかもしれません。でも、誰がそうしたすばらしい成果を作ったのかははっきりさせておくべきですから、作者は必ず明らかになるようにします(もちろん筆名で)。もちろん、公開によってみなさんのプライバシやみなさんが作品の中で引用したほかの作品の知的所有権が損なわれたりするようなことは、絶対に起こらないようにします。
息抜き
この科目の学習で使う
ウェブの中には、働かなくなってしまっているボタンがあるかもしれません。そうしたボタンを探してください。もし見つけたら、どのページに載っている何というボタンがそうなのか知らせてください。
・
ブログはexciteから 掲示板はOTDから それぞれ提供をいただいています
広告も掲載されていますがその内容については科目とは関係ありません
・
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でも校舎の掲示板の方も必ず見ておくようにね
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