資料シート●各科目

ビット列
00
強弱


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http://www.infonet.co.jp/apt/March/syllabus/bookshelf/bit/00.html




 同じ長さのビット列の間には、以下のようにして強弱の順番が決められている。

・左の端が×のものは、その右の部分がどうなっていようと、左の端が○のものより弱

×[・・・・・・・] < ○[・・・・・・・]

・左の端が×で同じなら、さらにその右が×のものは、その右の部分がどうなっていようと、そこが○のものより弱。その他の場合(左の端が○)も同様

××[・・・・・・] < ×○[・・・・・・]
○×[・・・・・・] < ○○[・・・・・・]

・左の端もその右も×で同じなら、さらにその右が×のものは、その右の部分がどうなっていようと、そこが○のものより弱。その他の場合も同様

×××[・・・・・] < ××○[・・・・・]
×○×[・・・・・] < ×○○[・・・・・]
○××[・・・・・] < ○×○[・・・・・]
○○×[・・・・・] < ○○○[・・・・・]

...

 たとえば4桁の場合なら、××××は最弱のビット列で、○○○○は最強のビット列になっている。

 資料[ビット列(4ビット長)][ビット列(16ビット長)]ではこの順でビット列を示している。


細かすぎる注釈

 このような強弱のつけ方は、ビット列だけでなくさらに一般の場合にも、よく使われている。これを辞書式順序という。辞書式順序は、もともと強弱が決まっているもの(字)を並べたもの(文字列)に対して自然な強弱をつけるのに便利だ。


 資料から以下のことが分かるだろう(資料を見なくても強弱の規則から明らかだけれど)。

・×/○の多少は列の強弱とは関係ない
・×だけが並んでいるのは最弱
・○だけが並んでいるのは最強

 長さが違うビット列は全く別のものなので、強弱は無理に考えないほうがいい。




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05-06-10