パネル資料
創造性の育成 - メディア学の教育の現場から

イフェクト症候群







事例
[表情のある自画像]([コンピュータ演習])ほか

 最近の描画システムは数え切れないほどのイフェクトの機能を備えています。それらのイフェクトを何もかも無理に使ってみて並べたような作品にしてしまう学習者をよく見かけます。
 新しい道具に触れて、新鮮な驚きを感じることは、学習を維持していくのには悪いことではありません。また、それまでずっとイフェクトを自分で使ってみるのを待ちこがれていて、それで科目を履修している、という学習者もいます。
 実際の指導では、イフェクトの使い方をさっさと紹介してしまいます。そして、学習者たちがイフェクトを見慣れて(またはその余りの多さに飽食して)、冷静に活用できるようにしています。
 ちょうど、饅頭屋の新しい丁稚には飽きるまで饅頭を食べさせるというのとよく似ています。







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98-01-22

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