論文

芸術系大学における基礎専門教育としてのハイパーカード制作



芸術系大学における基礎専門教育としてのハイパーカード制作

石原亘
京都芸術短期大学

 芸術系の学科または学部の初年度教育にハイパテキストの制作を導入することは、芸術基礎教育にとって大きな意義がある。ハイパテキストを導入することによって生じる効果とその指導における問題点について論じる。さらに、京都造形芸術大学と京都芸術短期大学における三つの事例について報告する。

キーワード 芸術、教育、情報リテラシ、ハイパテキスト


Designing Hypertexts as an Basic Experience for Learning Arts and Designs in College
for the Basis of the Fine Arts

Isihara Wataru
Kyoto College of Art

The experiences of designing hypertexts is important for the basics in the culliculum of the fine arts and designs in college. The effects and the problems to introduce the experiences of the hypertexts into the education are discussed. Three cases are reported as the answers for the problems.

Key-Words fine arts, education, information literacies, hypertexts



0. 緒言
1. ハイパテキスト
2. 芸術専門教育の基礎としての情報処理教育とハイパテキスト
2.0. 情報リテラシ
2.1. 情報リテラシ教育におけるコンピュータの役割り
2.2. イリュージョンとマジック
3. 実習の題材としてのハイパテキスト制作における技術的困難
3.0. 2層の構造から生じる困難
3.1. 作品の規模から生じる困難
3.2. プラットフォームの欠如による問題
3.3. その他の問題
4. 報告−[コンピュータ演習]におけるハイパテキスト実習
4.0. [コンピュータ演習]の概要
4.1. 要求分析
4.2. 実習の形態
4.3. 履歴その他
5. 報告−クラス科目[情報化社会]におけるハイパテキスト実習
5.0. [情報化社会]の概要
5.1. 要求分析
5.2. 実習の形態
6. 報告−[映像基礎]におけるハイパテキスト実習
6.0. [映像基礎]の概要
6.1. 映像教育の基礎としてのハイパテキスト実習の意義
6.2. 要求分析
6.3. 実習の形態
7. 結語

謝辞
参考文献


このページの記事は、すでに発表している下記の記事を掲載し直したものです

石原亘、「芸術系大学における基礎専門教育としてのハイパーカード制作」、情報処理学会研究会報告、Vol.93, No.63 (93-07-16)

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